キャピラリー電気泳動による 尿蛋白分画

高分解能の結果が得られる高処理能力尿蛋白電気泳動(UPE)

About キャピラリー電気泳動による尿蛋白分画

尿蛋白電気泳動(UPE)は、Bence Jones蛋白(Monoclonal Free Light Chains)としてのモノクローナル成分やその他の蛋白尿疾患の検出や濃度推定に臨床検査室で日常的に用いられている確立された手法です。

Key benefits

キャピラリー、

専用試薬とプログラムにより、高速分離・高分解能の定性分析が可能な全自動検査です。

尿蛋白プロファイルを直接可視化

することにより、迅速なスクリーニングと異常尿の識別が可能です。

主要な蛋白分画に分離

CAPI 3 プロテイン 6キットは、5つの主要なゾーンに分離することが可能です:アルブミン、α1、α2、β、γ

2つのモードで異常ピークの定量が可能

変曲点から変曲点あるいはベースラインから頂点

主な 特徴

測定原理

尿蛋白は、シリカキャピラリー内で高電圧による電気的移動度と電気浸透流により、アルカリ緩衝液中で分離されます。蛋白は、泳動中に200nmのUV吸光度で直接検出され、ピーク定量ツールで定量されます。

サンプルタイプ

尿

性能
  • 採血管サンプルからの完全なトレーサビリティとポジティブサンプルID
  • RFIDタグによる完全なトレーサビリティと試薬の管理
  • 色分けされたバックライト付き試薬容器
  • 48~96プロファイルモザイク表示による迅速なバリデーション

 

感度
CAPI 3 URINEの検出限界:

  • 蛋白の異常は約9mg/L
  • ベンスジョーンズ蛋白は約20mg/L

 

高い自律性

  • 最大528本のチューブをサンプリング可能(チューブローダー使用時)
  • 2.5時間以上の蛋白分画検査
処理能力

    処理能力 (テスト/時)*

尿蛋白分画

キャピラリー3 OCTA(1)                          70

キャピラリー3 TERA(2)                           97

キャピラリー3 TERA MC3                     238

 

    処理能力 (テスト/時)*

イムノタイピング(3)

キャピラリー3 OCTA                          9

キャピラリー3 TERA                            11

キャピラリー3 TERA MC3                  27

 

* ソフトウェアバージョン9.30を使用

製品詳細
  • Capillarys / Minicap Urine キット Cat. No. 2013
  • CAPI 3 URINE Cat. No. 2513